Pulsar PCMK TKL JIS

 

Pulsar PCMK TKL JIS


サブマシンの日本語キーボードでこのような条件のキーボードを探していました。
  • 白筐体
  • TKL
  • デタッチャブルケーブル
  • クリッキースイッチ
Pulsarの PCMK TKL に JIS 配列があると聞いて、早速入手。
好きなスイッチに交換できるヤツです。

Pulsar
サブ機は Century の Black ROOK (Cherry MX blue)を使ってました。

Century Black Rook / PCMK TKL JIS

あいにく、Amazon ではクリッキー軸がピンク軸だけだったので、Kailh speed copper tactile がプリインスコされているモデルにしました。

USB-Cのケーブルは差込口周辺にスペースが有り、ほとんどのケーブルをさせます。

クリッキーが良い

Kailh speed copper tactile はクリック音が全然しないタイプで、リニアに近い感じのぽこぽことし打ち心地でした。

やっぱカチカチが良いというわけで後付の Kailh box white clicky に交換することにします。
こんなことならベアボーン(スイッチなし、キーキャップなし)にすればよかったかもしれませんが、全部揃えると吊るしを買った方が総額が安いんですよ。

交換中

もともと付属のスイッチは、付属のプーラーで簡単に取り外せます。
JIS配列ならではの問題として、逆L字エンターキーはスタビがスイッチ上下にあり、プーラーが入りません。なんとかして外す必要がありましたw

Kailh box white clicky に交換中

スイッチのインストールも特に問題なし。
それなりに数があるので結構面倒というだけで、特筆すべき点はなし。

Kailh box white clicky は 押し下げ圧が 45g のカチカチするやつ。
Cherry MX Blue より少し柔らかめです。
Huntsman V2 TKL の紫軸に近い感じ。

Kailh box white clicky

全交換

接続

基本的には、Fnキーの組み合わせで発光パターンもマクロも組めるので専用アプリの導入は必須ではありません。

Pulsar PCMK TKL JIS

このキーボード。背面がスケルトンなので、照明が光漏れするようになっています。
トップパネルと基盤の間に挟まれた赤い防音材があるので、赤く発行しているように見えます。
Back side

専用アプリがかなりイケてない

fusion というアプリをインスコするわけですが、今どき exe 配布なので Windows Screen に怒られながらインスコ。
低機能・使いにくいUI・バギー・セマンティックバージョニング知らない人が作ってる。

Pulsar Fusion 1.04.09

発見したバグ V_1.04.09



対象バージョン

  • Fusion : V_1.04.09
  • Firmware : V1.04.05

問題

  1. 「☑ライトの同期」の状態で、キーボード照明を各種試し、いきなりアプリをウィンドウ右上の☒ボタンで落とすと、キーボードのLEDが全部消える。
    (IDのLEDは消えない)
    その後、再度 Fusion を起動すると、キーボードを認識しなくなる。
    一度抜き差しすると治るがアプリ起動中にそれをやると、クラッシュする。
  2. まれにIDのレインボー発光モードだけが機能しなくなる。
    (消灯状態)

W/A(回避策)

  1. 必ず、発光モード変更したら「OK」を押す。
    (「OK」押さないでホームに戻ると、警告ダイアログが出るが、ウィンドウ閉じるボタンはその処理を行わない。)

  2. ファームウェアを書き換えるしかない。(ファクトリーリセット方法が不明)
    同じバージョンで上書きできる仕様

バグレポートとかしようかとも思いましたが、そもそも Fusion 使わなければこのような問題に出会いませんから、そうすることにしましたw

結論

  • 総じてなかなか良いキーボード。
  • ただし、Fusion オメーはダメだ。
  • Kaith box white clicky はなかなか良い。
  • JISじゃないほうが良いかも。