XPS13 9300 |
2020年3月に購入したXPS13が、保証期間の切れた 2021年4月にメモリーエラー発生。
あえなくマザーボード交換になりましたので覚書。
故障の経緯
VSCode で docker remote container 上のpythonコンテナで遊んでいたところ、フリーズ。
ブルースクリーンじゃなくてフリーズ。
仕方なく電源長押し再起動。
その後起動するも問題なく、dockerコンテナ起動するとまたフリーズ。
二度目の強制電源断からついに電源投入するも、充電LEDがオレンジ2回の白4回のパターンで点滅するだけでPOSTすらしません。
XPS13のサービスマニュアルのシステム診断ライトのページを見ると。
「メモリーエラー」
最近のPCはロジックボードにメモリーはんだ付けですから、メモリーのみの交換はできず、マザーの交換になることを確信したので、修理代高そう&Macでも買うかとおもいつつ、20マンしたのに、一年でゴミになるのも哀れなので、一応DELLで問い合わせすることに・・・
サービスリクエストの流れ
保証期間超えたら壊れるという、DELLの完璧な品質管理に感動しつつ(嫌味ではない)、
サポートにメールで問い合わせ。
- ロジックボード交換の概算見積もり教えて
- 高かったら買い替えるから
翌日返事あり
- マザー交換(DELLではロジックボードじゃなくってマザーと呼ぶようだ)
- 見積もりは別途郵送(実際はメールPDF添付だったが)
30分後見積もり回答&修理依頼
- 部品25,000+技術料2,500 往復送料サービス
- ヤマトが翌日引き取り
- 料金先払い(カード番号は電話でサポートの中国人に口頭で伝える)
修理完了
中5日で修理完了、翌日到着。
故障から到着までちょうど一週間でした。
修理後
修理担当はOS起動確認をする必要があるらしくアカウント情報を教えろと。
修理センターはネットワークが無いから、ローカルアカウントのIDとPW教えろ。
ということで、情報を伝えてあったんですが、結局フォーマットされてOSは Windows10 2004 のまっさらな状態でした。
なお、ローカルアカウントは dell というユーザーでした。
Windows10はローカルアカウント作ってあってもMicrosoftアカウントに切り替えると、ロングイン時にローカルアカウントは選べなくなりますから、ログインできなかったのでしょう。
ローカルアカウント作って、Windowsアカウントに切り替えていたら、そもそも何がインスコされているか分からないので、やっぱりフォーマットしよう~と思っていたところ、なんと、「Windows Home エディション」になっていることに気が付きました。
このマシンはProfessionalに構成変更して購入しており、これは・・・ということで、問い合わせると、ミスを認め下記を提示。
- 自分でMSのページからメディ栗つくってクリーンインスコして
- DELLに送り返して(向こうで再インスコ)
へー。って感じですが、そもそもエディション変更できるの?
ということで自分でやってみることに。
OEM版と違ってハードウェアキーによるアクティベーション
通常はキーにWindowsのエディションが紐づいていますが、こういうPCにプリインスコの場合は、マザー上のチップかなにかにハードウェアキーが入っていて、アクティベーションしているようです。
今回マザーが変わっているので新しいハードウェアキーになっているんですが、そいつの紐づきのエディションより下のエディションは普通にアクティベーション通ってしまう。
つまり、このマザーのキーはちゃんとProfessonalに紐づいていました。
よって、再インスコ時にProfessionalを選択すればOKでした。
意外とよくできているのね。
DELLの対応について
- システムよくできてる
- オペレーターは中国人
- メールも中国人が日本語っぽい中国語で長文を送ってきて偉い
- 微妙に細かな連絡ミスや、言っていることが変わることはある
- マザー交換意外と安い
- わざわざProに構成変更する人はレアケース?
- 修理完了は意外と早い
- 保証期間経過後きっちり壊れてくれる品質管理の精度の高さ