ブレーキパッド関係

MY2024 DB06

ブレーキパッドの話

まずは納車から約一年経過した右フロントローターをご覧ください。

DB06 Front Right after 2000km run
2025-03-09

流れ的にはこんな感じになります。
ご覧の通り、レコード上のシマシマが表面にくっきり。
あまりきれいな状態ではありません。
というかこのシマシマは納車時からこんな感じです。

制動力自体になにか問題があるわけでは無いですが、2000km までは慣らし期間という事もあり、あまり「急」のつく操作はしていないため、フロントブレーキは酷使していない状態。
にしても「汚い」というのが気に入らない。

純正ブレンボ > TypePS > MX72 に交換した経緯と理由

純正ブレンボ

バックプレート一体式、バランスウエイト付き、スリット無し、両面接着式、セミメタル?
  1. Pros.
    1. 制動力には不満はない
    2. 一切鳴かない
  2. Cons.
    1. 初期バイトが強すぎて市街地走行時のコントロール性が悪い
      1. カックンブレーキ
      2. 嫌だから踏まなくなる
      3. ほかのクルマに乗ると怖い思いをする
    2. ダストが多く、ホイール周辺はいつも汚れる

純正ブレンボパッド 500km 走行後
(両面テープを除去したら印刷消えた)

純正ブレンボパッド 500km 走行後
フロント
赤さびの具合からみてメタル含有量多そうだ
(そして表面なんでこんなに荒れてるの?ってくらいザラザラ)

Project μ TypePS

バックプレート一体式、バランスウエイト無し、スリットあり、ノンアス?
  1. Pros.
    1. ダストはほぼ皆無
    2. 一切鳴かない
    3. 初期バイトはごく一般的な国産ファミリーカー的なもの
      1. カックンブレーキにはならない
      2. 市街地走行領域では制動力に困らない
  2. Cons.
    1. ちょっと高速域での制動力が低い
    2. ローター攻撃性が皆無すぎる
      1. ローター表面が全然きれいにならない
いわゆる低ダストパッドっていうのはこういうものだと思うので、別段この製品がどうこうって事ではないと思います。
Endless だと SSM も同様の性質だと思われます。

Projectμ TypePS

Projectμ TypePS
約1500km(ならし期間)使用後

Endless MX72

バックプレート一体式、バランスウエイト無し、スリットあり、セミメタル

まだ走っていないので、べディングしたあとに感想を書くことにしますが、期待値としては以下のようなこと。
  1. 初期バイト: 国産普通車並み
  2. ローター攻撃性: 少し走れば錆が取れる程度
  3. ダスト量: 純正より少なければ良し
  4. 制動力: 純正並みか少し落ちる程度
  5. 鳴き: どうでもいい
(↑優先度:高)

Endless MX72
(フロントは大きすぎて汎用BOXになってますね)

こんな状態のローターがきれいになるのかは謎ですが。
ダメならローター交換?

MX72 装着後の状態
(ODO:2015km / 装着後: 10km / Front Right)

MX72 約70km 走行後の感想など

MX72 装着後の状態
(ODO: 2068km / 装着後: 63km / Front Right)
少し改善がみられる
  • 初期バイト: 純正 >>>>> MX72 > TYPE-PS 
  • ローター攻撃性: 純正 =? MX72 >>>>>>>> TYPE-PS
  • ダスト量: 純正 >>>>>>>> MX72 >>>>>>>> TYPE-PS
  • 制動力: まだ判りません
  • 鳴き: まだ判りません
ローターの状態に改善が見られます。
あたりが付くまで 300km ~ 1000km 程度かかるようなのでまだ様子見。



MX72Plus にしなかった理由

MX72 無印比でダスト量がより多くなるという事と、適正温度領域が Plus:50-750度、MX720:50-700度にメリット感じなかった点。
まあどちらでも良さげですけど、市場では Plus の方が人気はあるっぽいです。