SPARCO RACER2 horn switch repair

 

Racer2
長期間愛用中の SPARCO の Racer2 です。

何年使っているかわかりませんが、汚れはそれほどでもないにしろ、ホーンボタンが風化してしまっており、役に立ちません。

おまけにスイッチは表皮で覆われており、取り出すとこんな感じになってしまいます。

よく見るとスイッチ折れてる
ウレタンのパッドの加水分解はそれほどでも無いのでリペアは不要。

スイッチはなかなかこのサイズのものが見つからなかったのですが、SPARCOの補修部品もどうやら手に入らなさそう。ということで半ば諦めていたのですが、最近になってついにAmazonで使えそうなスイッチを発見。

上:オリジナル
下:uxcell プッシュボタンスイッチ

サイズも形もほぼ同じといって良いものでしたが、
  • 赤の紙ワッシャー
  • オルタネイト仕様
モーメンタリ仕様は見つからなかったのでとりあえず改造します。
なんのことはないオーソドックスなオルタネイト機構なので、スペーサーで置換しても良いのですが、スペーサー作るのが面倒なので少し加工することに。

スイッチをバラすとオルタネイト機構が出てくる

んでもって押し下げを保持するラッチ部分を・・・


こんな感じにカット。


あとはオリジナルの黒いワッシャーを移植(サイズドンピシャ)して完成。


形状といい、サイズといい、中身の構造といいおそらく同一のものだと思われます。
(よってそのうち折れる)

ただし押し下げ圧が少し強め(重い)になっているくらいです。
が、むしろホーンボタンはこれくらいが好都合。

あとはカールコードやコネクターもくたびれていたので新調。
また、スイッチ交換のたびに表皮をめくると大変なので、スイッチを露出する様に変更。

露出したスイッチと端子の半田部分絶縁のためバッテリーターミナル用のカバーも良い感じのサイズを付けておきます。


配線がごちゃつくのを嫌って左側は、ダミー。


あとはちょっとステーを作ってやってケーブルをうまく締結しつつ配線。

Repair finished
一応すべてAmazonで購入できるものだけでなんとかなりました。