KARCHER Steam Cleaner SC1040

Kärcher SC1040
スチームクリーナーといえば、OZMA (現在商品名がかわってる?)、スチームモップ系 など、深夜の通信販売番組を見ていると無性に欲しくなる代表的商品。
しかし、ただスチームが出るだけのモノに1万2万円出せるか?という感じでなかなか購入に踏み切れずにいました。
ある日台所のレンジフード内部の換気扇の掃除をしていたらものすごい油汚れで、とても洗剤では無理。というわけで急遽ホムセンでこいつを買ってきたというわけです。



スチームクリーナー存在価値

台所の換気扇

万能製品にもとれる深夜番組の刷り込みのせいかもしれませんが、結論から申し上げると我が家の換気扇には全く効果無し。
7年間一度も清掃したことがありません。もちろんオイルチャッチフィルターがありますが、かなりねちゃねちゃのギトギト状態。
スチームをかなり一カ所に集中して噴射すれば、多少は油が柔らかくはなりますが所詮「暖めてるだけ」なので分解もできないし剥離もできませんでした。
通販番組だとみるみる汚れが除去できるように演出していますが、実際の汚れは撮影用のダミー汚れとは違うようです。

ということでせっかく買ってきたスチームクリーナーが、何処かに使えないか探していくことにします。

車庫の床

我が家の車庫はコンクリートうちっぱなしではなく、工場のようにウレタン塗装されています。しかもビルドインなので、車の出入り以外は外界と遮断されています。
しかもこちらはいっさい作業などをしていない側なので油汚れは皆無です。
それでも雨にぬれた車を収納したり、夏場のエアコンドレンの水が水たまりを作ったりと、何かと汚れる要素は満載。

半年も放置しているとこんな感じになります。
水にぬれたタイヤの跡が残る
エアコンドレンの水がシミを作る
ということで、付属のタオルとT型のアタッチメントを付けてSC1040で掃除してみました。

基本は泥や砂なので水溶性の汚れはすぐ取れる
中央部を拡大
エアコンドレン水には何か怪しい物質が入っているのかそれとも錆か
この茶褐色のシミは全然とれない
なお、このシミはパーツクリーナーで一発で除去。
SC1040の場合、掃除機のように広い箇所を拭き掃除できるので作業自体は楽。
ただ、湿ったぞうきんで拭いても同じ結果が得られるので単にモップor雑巾でいいんじゃないか?ということになります。頑固な汚れはどっちみちケミカルに頼らないと落ちません。

結論:ガレージの床はスチームクリーナーである必要は無い
   フツーのモップで水拭きでOK


つづく

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