Bose Quiet Comfort 35

QC35
QC15を現在も愛用中ですが、Bluetoothワイヤレスヘッドフォンが意外に便利であることを知ってしまったため、買い替える気が全然なかったQC35を入手。
そもそも、乾電池が使えない点やBluetoothな点で購買意欲が起きなかったんですよね。
調べてみると、オフタイマーが設定できるようなのでまあ充電式でもいいかな。と。



ローカライズされてないQC35
最近のBOSEはパッケージは説明書も含めインターナショナル版のようです。
説明書はご丁寧に2部入っています。
外箱は英語オンリー。
日本版は保証書シールを貼りつけてるだけっぽいですね。

ケースが小さい


QC35
キャリングポーチはかなりコンパクト。QC15比です。

QC35
コンパクトな理由は最近流行の折れ曲がり格納式だから。
イヤーパッドが90度回転しつつ、折れ曲がるのでこんなにコンパクト。
しかし、緩衝材が入っていることからもわかるようにケース同士が干渉します。
旅行などに持って行った場合は傷だらけになりそう。

メインスイッチ+BT


QC35
QC15と同様に、右側側面にスイッチがありますが少し変わったスイッチです。
LEDなどはなく、中央にラッチするとON。さらに右に持っていくとBluetoothの機能。
最右はモーメンタルになっており手を放すとONの位置に戻ります。

このスイッチは保持する時間で下記のように作動します。

  • 1秒以内でペアリングモード
    (接続中なら電池残量と接続中デバイスの確認)
  • 2秒以内でペアリング済み機器の変更
  • ペアリング機器の初期化が10秒。
それぞれに多言語(切り替え可能)ボイスフィードバックがあります。
デフォルトは英語でした。

なおマルチペアリングは8台まで。
同時接続は2台。
最後に接続していた2台には次回電源投入時に自動的に優先接続を試みます。

通常操作部


QC35
+-で音量のアップダウン。
中央は押す時間で下記のように作動します。
どっかのヘッドフォンと比べて手探りでもわかり易い形状になっています。

音楽関連

  • 1回クリックで音楽再生・停止
  • 2回クリックで次のトラック
  • 2回クリック+2回目ホールドで早送り
  • 3回クリックで前のトラック
  • 3回クリック+3回目ホールドで巻き戻し

電話関連

  • 1回クリックで着信応答・終了
  • 2秒ホールドで着信拒否
  • ホールドでSiri(iOSの場合)

その他通話中にキャッチに切り替えたりも出来る様ですが、使ったことが無いので割愛。

いまどきどのヘッドフォンもそうだと思いますが、内臓マイクがあり電話など音声通話ができます。もちろんSiriなども使えます。
この状態で通話すると周囲に丸聞こえだと思いますが、まあ一応チェックしてみました。

Hey siriは?

中央ボタン長押しせずとも、QC35側のマイク経由で「Hey Siri」コマンドは発動します。
Siriの声もQC35側から流れます。

OK Googleは?

当方まともなAndroid機は Honor8 だけですので、何とも言えませんがHonorの場合は
本体マイクが反応してしまうようです。

こ、コルタナさんは・・・・??

未検証


Bose Connect

ペアリング済み機器やらファームアップデートやら、ボイスフィードバックの言語切り替えなどいろいろできる公式アプリ。
iOS版、Android版共に同機能です。
Bose Connect
iPhoneのように、内部に色コードも持っているようです。
ちゃんと製品の写真も「黒」が出てきます。
片側で再生中の楽曲情報はQC35経由でもう一方に伝達されるようです。
相互のデバイスで再生停止できます。

Bose Connect multi pairing

真っ黒すぎるお色


QC15のブラックモデルはイヤーカップの装飾がシルバーだったのですが、QC35のブラックは完全真っ黒。BOSEロゴまで黒いのでなんとかしてほしいものです。

QC35
カラバリは2色で、もう一つはシルバー。
シルバーもモノトーンで統一されている為、プラ部分まで灰色なのが少し嫌だし、Apple StoreのブルーはBOSEロゴがゴールドなもののやはり地味すぎ。
そもそもずっと売り切れ状態ですけど。
というわけで消去法で黒一択。
iPhoneも真っ黒なので、これはコーディネートだと言い聞かせています。

QC15がUSサイトなどで行ったカラーオーダーをやれば良いのにとも思いますが、日本では望み薄です。


というか、最近の各社のBluetoothヘッドフォンはモノトーンが多い気がするけど、どこかで流行しているんですか?
QC35 / QC15

俺のノイズキャンセルヘッドフォンの用途


  • 寝るときにイヤーマフとして使う
  • 飛行機で寝るときに使う

QC35
睡眠時の騒音が大っ嫌いなのです。たとえばエアコンとか空気清浄機とか加湿器とかの家電の音や、雨音や風の音や葉っぱの音など自然の音が耳に入ってくると寝付けません。
ですから締め付けが強かったり、耳が痛くなるヘッドフォンはNG。
QC15は少し耳が痛くなります。
QC35はイヤーカップの形状が改善されており、非常に快適。

ということでわたくしQC35で音楽鑑賞しないのです。
QC35の音質をほめたたえる記事をよく見ますが、金品をもらっている提灯記事あるいはよほどしょぼいイヤホンかヘッドフォンしか使ったことが無い人が書いていると考えられます。

スマフォ経由の圧縮音源でしかもBluetooth経由でまともな音が出るはずがありません。
しかもBoseのノイズキャンセリングで高音質だった事あります?
音楽鑑賞する人はちゃんとしたそれ用のヘッドフォンを使うのでこれを選択するはずがありません。

QC35のライバルとしてSonyのMDR-1000Xを検討しましたが、なんとノイズキャンセルのみで使うことが不可能(無音状態だと電源が切れるらしい)なのでアウト。
音質もQC35よりマシという噂だったり、タッチインターフェイスが使えたりと魅力的なだけに残念。
Sonyは飛行機で寝るときに使うノイキャンの便利さがわかってません。
追記:どうやら可能なようです(未確認)

充電どうするか問題

QC35 USB micro-B
QC35に二の足を踏んだ理由の「リチウムイオン電池内蔵仕様」。
冒頭にも書きましたが、乾電池式は予備さえあればすぐに満充電になりますが、いくら短時間でリチャージできるからと言っても、即座に満充電にならないのは結構不便です。
ちなみに、USB micro-B端子なら充電可能。
短い充電ケーブルは付属しますが、汎用品でもOK。
充電器付属せず、携帯用の5VタイプでOK。

おっと、QC35は満充電から20時間駆動できるようだ
だったらBose Connectを使うとタイマー設定できるから安心じゃん・・・

Bose Connect + QC35
・・・最長3時間。短いのだが。
私はきっちり8時間寝るので、8時間あるいは任意のタイマー設定を希望。

デバイス名とボイスフィードバックのロケール


デバイス名のANK文字で構成されていると、英語音声で読むようです。
「QC35側の言語が日本語だろうがなんだろうがお構いなく」です。

QC35のボイスフィードバック音声は人間の音声をベースにしたシンセサイザー方式なのですが、そもそものサンプリング時の「声」がロケール別に異なっているので、上記の場合はアメリカ人がデバイス名を読み上げ、続いて日本人が「接続しました」という感じになります。
よって、「英語」(デフォルト)にしておくのが吉。
なお、ボイスフィードバックは「OFF」にもできます。