DB型スープラのオーディオの音が悪すぎる問題

 


プレミアム?

DB型スープラの RZ 及び SZ-R グレードは JBLバッジ付きの12スピーカープレミアムサウンドシステム標準装備。総合出力425W。

これが糞でして、社外の後付けミドルクラスのスピーカーの方が全然マシ。

社外品に換装するにしてもサイズが変態なのでマッチングが面倒。
海外でいくつかリプレースメントスピーカーありますがどれも為替の関係で高価。

シビック純正は良い

先日 CIVIC FL1 の BOSE プレミアムサウンドシステムと、同じ音源で聞き比べましたが、全域負けてました。総合出力不明ながら同じく12スピーカーです。

オーディオメーカーの好き嫌い以前の問題で圧倒的に基本性能が劣ってます。
調べてみれば JBL というよりも、BMW の純正装着オーディオはあまり評判良くないようです。

言い訳的には、軽量化ということでスピーカーを軽く作っているそうな。
そりゃあ音でないっすよね。

サブウーハーだけでも何とかする

海外フォーラムで有名な純正サブウーハーの対策スレッドによれば、ウーハー周辺に吸音綿と吸音ウレタンフォームで詰め物をして、パネルにバスレフポートを作ってあげると、物足りない低音とビビり音が改善されるとの事。

加工も簡単だし部材も割と安価に揃うのでやってみました。

必要部材

  1. 2cm厚の防振綿
  2. 5cm厚の防振ウレタン
  3. 5cmφのバスレフポート
  4. (OPTIONAL)スピーカーメッシュ(金属でもサランメッシュでも)

工具類

  1. 5cmφのホールソー&電動ドリル
  2. ハサミやカッター類
  3. T26トルクスレンチ
  4. 内装外し

図面

フォーラムにあったインチサイズ図面をSI単位系に変更したもの。
オリジナルは結構テキトーな図面ですが、そのまま踏襲してます。
図面通り正確に加工しなくても適当でOK。
ホールソーの位置だけは正確な方が見栄えは良くなります。
SI Units version

参考教材w


パネル外す


フロアの板をめくると、1か所のクリップを外せば簡単に取れます。
リアパネルを取り外した図

2cm厚の防振綿

図面通りカットする必要はなく、ちぎって隙間から詰め込めばOK。
型どおりにする場合は、2セット左右分切り出しましょう。



5cm厚のウレタンフォーム

図面通りカットしてなんとか入れ込みます。
入るようにしか入りません。

厳しかったら外すというのも手です


パネル加工

5cmのホールソーで穴あけしてバスレフポートをホットボンド等で接着。

リアパネル
TOYOTA製部品です。貼ってあるフエルトはBMW製部品。

バスレフポートは汎用品
5cmでカット

フエルトを切って固定したらメッシュをタイラップ止め

表面から見るとこんな感じ
メッシュが無いと、鉄板丸見えになります。

元に戻して完了


復元完了

効果


スピーカー交換したわけでは無いので音が良くなるとかはありません。
低音の音量が上がったことは体感できると思います。
でもその程度です。

純正状態とMOD状態を比較するため 32bit Float で録音して比較してみました。
本当に低音の音圧底上げしかしてませんでしたw

ヘッドフォン推奨。