![]() |
DotSight |
エアガンとかのダットサイトアクセサリーって「20mmレール」に対応しているものがほとんどで、いろいろ調べると「ピカティニー・レール(Picatinny Rail)」ってのが正式名称。
ピカニティー・レールの規格のレール幅に着目すると、
幅 = 1inchi x 0.835 = 2.54cm x 0.835 = 20.12 mm
となります。
一方カメラとかでピカティニー・レールに近いものというと、DJI のジンバルなどで「NATOポート」ってのが登場します。
こちらを調べてみるとこれが良くわからないんですね。
DJI の他に SmallRig や Tilta や Leofoto も NATO ポート(またはNATO レール)互換品を売ってます。
そのいづれも細かいサイズに関する情報が出てこないです。
唯一 Leofoto の製品には 21mm という記述が。
AIに聞いてみると
NATO アクセサリ レール (NAR) とピカティニー レールは同じものではありません。 NATO アクセサリ レールは、望遠鏡の照準器、戦術ライト、レーザー照準モジュール、暗視装置、反射照準器、フォアグリップ、バイポッド、銃剣などのアクセサリ機器をライフルなどの小型武器に取り付けるためのレール インターフェース システム標準です1。 一方、ピカティニーレールは、銃器アクセサリーの取り付けプラットフォームを提供するレール統合システムです。 もともとは、大口径ライフルのレシーバーの上にスコープを取り付けるために使用されていました。
違うといいながら同じようなアクセサリーを装着できると言ってない?
それに、NATOアクセサリレール? NAR? これが正式名称なの?
検証
ということなので、実機で確認してみました。
![]() |
Picatinny Rail + Hot shoe adaptor |
![]() |
DJI RS3 の NATO PORT |
- DJI RS3 の NATO PORT : レール幅 = 20.6mm (実測値)
- 手持ちのピカティニー・レール規格のレール: レール幅 = 20.12mm (実測値)
よくわかりませんが、ほぼ同じと考えてよろしいかと。
ただし、ピカティニー・レールには脱落防止の凹スリットがありますので、「レール幅の互換性」はありそうだけど、すべてのアクセサリーに互換性があるかというと「取り付けるモノに依存する」という感じとなります。
たとえばこのダットサイトの場合、前方のボルトが後方のボルトより下に位置しています。
![]() |
Dot sight + Rail + Hot shoe adapter |
これは前方のボルトがピカティニー・レールの凹形状に勘合することで抜け防止機構になっているようです。ですので、これが引っかかる局面では問題が生じそうです。
「手持ちのピカティニー・レール規格のレール」は凹スリットが存在しないので干渉しませんでした(カメラ用レールだから)。
ちなみにレールはこのダットサイトに付属されていたものになります。
![]() |
AimRDot ? |
実験
DJI スマートフォンホルダーは ピカティニー・レールに装着可能
![]() |
DJI スマートフォンホルダー |
![]() |
DJI スマートフォンホルダー |
ピカティニー・レール 対応アクセサリーは DJI の NATOポートに装着できる
![]() |
ちなみにこんな風に見えます |