Razer BlackWidow Tornament Edition JP

BlackWidow TE Japanese Edition
昨年発売になった BlackWidow Tornament Edition (以下 TE)に日本語キー仕様が追加になりました。
テンキーレス・メカニカルキーボードは意外とニッチ市場ですが、マニア層には根強い人気があるキーボード。
フルキーボードが邪魔臭いあるいはテンキーなんて使いませんなんて方にはぴったり。



BlackWidow TE JP
いつものように箱は英語版。
ステッカーと保証書が箱に貼り付けられています。
MSY正規品です。
さすがに箱のサイズは小さくなっていますがBlackWidowらしく、箱はずっしり重い。
BlackWidow TE JP
化粧箱を開けるとダンボール。
Razerマークつき。

BlackWidow TE JP
巾着袋つき。
トーナメントに出かけるとき、裸でキーボードを運ばなくて良いように袋が付属してます。
とはいえ、薄っぺらな袋なので雑に扱えば簡単にキートップがボッキリいくと思われますが・・・
着脱式USBケーブルはいつものごとく布巻。

インストール
単にUSB端子にプラグインするだけで、Synapse 2.0 が勝手に設定を開始します。
Synapseが未導入の場合はどうなるのかわかりませんが、BlackWidow Ultimate に対してマクロ専用キーなどが省略されており、それほどSynapseの必要性を感じない商品ですので、いっそ標準ドライバのみで運用するのもありかと。

Ultimate 2013 + TE 同時認識
Blackwidow TE 設定
一応、バックライトなどの設定も Ultimate と同じように設定可能。
ただ、TEはキーバックライトが入っていません。
CapsLock と ScrollLock 、マクロおよびゲームモードキーのみ例外で、それぞれインジケーターとして点灯します。
あくまでこれらはインジケーターなのでSynapse 2.0側のバックライト設定が影響しません。

サイズ比較
Uitimate 2013 上 / TE 下
愛用中の Ultimate 2013 との比較。
横幅が極端に狭くなります。キーピッチは同じ。
また手前側の張り出し量も少なくなっており、単なるテンキーレスではなく、リデザインされている事がわかります。

BlackWidow TE JP
光らないキートップは透過光処理の必要がないので文字が印刷になっておりLED非発光時のUltimateと比較すると視認性は良い。

BlackWidow TE JP
USB端子
USB端子は Mini-B タイプ(と思う)。
デジカメや非Apple系スマフォなどでよく使われる Micro-B より少し大きいサイズでした。

キースイッチなどはスペック上同一のはずですが、若干 TE の方が底付き音が静かです。一瞬Oリングでも入っているかと疑いました。

この辺りはロットの違いに依るものなのか、微細な仕様の違いなのかはわかりません。

あとはトーナメントに出かける事ができるコンパクトさと引き換えに、オーディをスルー端子、外部USB、LEDバックライトや5個のマクロ専用キーなどが省略されることをどう考えるか?

個人的にはLED付きのUltimateが出てほしいんですけど。

とにかく、よーし!トーナメンツ出ちゃうぞ的な人にはぴったりです。



<後日追記 2014-04-14>

このキーボード「アンチゴースト」とか謳っている割には割とゴーストが出ます。
FPSなどで顕著ですが、WASDなどの移動キーなどを同時押しとかするとキー入力が残ります。
これはそういう仕様かと思って使うのを諦めていたんですが、ちょっと調べたら日本語版固有の問題だそうで、ファームで治るとのこと。

しかし、MSYでもRazerでもサポートファイルを置いていないので直接メールでコンタクトを取るしかないようです。
MSYのレーザーサポートは公式が「楽●」なので、メアドもそういう感じです。